～美味しいパンは食べる人と、作る人を幸せにする～

有限会社松屋商店　ホットブレッドキッチン　パーノトリア

「全力」だから、生まれるもの。 心を満たす、焼き立てのパン。 活気と笑顔で溢れる店内。 仕事への誇りと仲間との絆。 パーノトリアは私たち一人ひとりの「全力」によって カタチづくられています。

パン作りの世界は、奥が深い。職人が何十年追及しても、終わりのない世界。 同じ手順・やり方で作っても、まったく同じパンは焼きあがらない。 なぜなら、パンは生き物だから。ちょっとした温度・湿度の違いで品質が変わってしまう。だから作り手はパンの声なき声に耳を傾け、気持ちを想像し、大切に作ります。それ以上にパンに対する愛情がおいしさを決めます。 妥協することなく、ひとつのパンに全力で向き合う。 このパンへの情熱がおいしいパンを焼き上げるのです。

友人へのお土産に、家族でピクニックへ、通勤前の朝食に。 パーノトリアでのひとときを楽しみに、 毎日たくさんの方がご来店されます。 お迎えする私たちは、「期待に応えたい」という想いで、自然と力がみなぎります。 「焼き立てが出たので、お取り替えいたしますよ」 初めてのお客様には、時にびっくりされる私たちのサービス。それは一人一人が考え行動する“おもてなしの心"から生まれています。 お客様との出会いに全力で向かい合う。 パーノトリアでのひとときを素敵な“体験"にしたいから。

パーノトリアはパンづくりの全行程を一貫して店舗で行う 「スクラッチ製法」でパンづくりをしています。 パンを仕込んでから焼き上がるまでには時間や手間がかかる上に １日に数千個のパンを作るため、チームワークの発揮が求められます 小麦粉から生地を捏ね上げる、仕込み担当。 パンのかたちを作る、成形担当。美味しく焼き上げる、窯担当 「焼きたて・揚げたて・作りたて」の「３たて」を提供するため、時に売れ行きに応じて変化する製造工程。 コミュニケーションが活発な、熱気溢れる仕事です。

調理の仕事は彩り豊かなサンドイッチを作ることです。 トマトの「赤」レタスの「緑」卵の「黄」など、彩りあるサンドイッチは店内を華やかにします。 また、旬の食材を使うことで季節感を演出します。 季節を感じる色とりどりのサンドイッチは、選ぶ楽しみを提供します。 サンドイッチは焼き立てパンと同様に、店内で手作り。カレーパンの「カレー」やクリームパンの「カスタードクリーム」など、 お店に並ぶ色々なフィリングもこちらで手づくりしています。 店がオープンすると大きなカウンターから、お客様の様子と商品の売れ行きを確認しながら、こまめにつくりたての商品を提供しています。

製造員の仕事はパンを作って終わりではありません。 工房から飛び出し自ら積極的にお客様とふれあいます。 できたてをアピールしたり、試食で味を知ってもらったり(コロナ禍の為試食は一時中止しています)、困っているお客様に声掛けをします。 自分達の手で愛情込めてつくったパンを手にとってもらう実感、お客様から「美味しいね」の一言を頂いた時の喜びを感じながら仕事ができます。

私たちは問いかけます。「あなたが一番大切に想う人を家に招待するとき、どのようにお迎えしますか？」 パーノトリアの接客対応にはマニュアルがありません。 代わりに育んでいるのが、おもてなしの心です。 多くのお客様は要望を言葉にしません。 お客様の期待の一歩先の心遣いは、おもてなしの心から生まれます。 誰と召し上がるのか。お土産に持っていくのか。お客様の背景にまで気を配ると、商品の提案も包装の仕方も変わります。 自分にとって一番大切な人と想い、おもてなしをする。これが私たち販売員の仕事です。